telnet有効化アップデータを作ってみる

こんども必要に迫られて。ネタも日曜みたいだし、ちょうどいいかな。
前にGTRのを作ったことがあるので、ほとんど変更なしでやれる。
http://d.hatena.ne.jp/kinneko/20070313/p7
ダミーバージョンは1.99に統一することにした。
特にメジャーアップ時のチェックは入っていないのだろうけど、わかりやすいように。
landisk-update.shは、GTRから少し減らしてみる。
tgzで固めてテスト。


アップデートは1.99で確認を求めてくる。問題なし。
自動での再起動後、システムバージョンをチェック。変更されていない。問題なし。

システムバージョン 1.00

ログにもちゃんと出ている。
今回は、どんな文字列でも問題ないかどうか確認を入れるために"fakeupdate1.99"と出させた。

3月20日 15:12:44 ファームウェア更新 ファームウェア更新成功: (fakeupdate1.99)

telnetでシェルに入れることを確認。

sh-2.05b# uname -a
Linux LANDISK.exsample.com 2.6.12.6-arm1 #39 Tue Aug 8 20:20:56 JST 2006 armv5tejl GNU/Linux


GTは、1.11へのアップデータが出ているので、fakeupdateとの間で矛盾が出ないかどうかテストできる。
アップデータをバラしてみたけど、rc.localが上書きされるようになっている。
ってことは、fakeupdateの結果は無効になるってことだ。
まぁ、やってみる。
このアップデーターはサイズが大きいので、転送にも展開にも時間がかかる。
アップデートは1.11で確認を求めてくる。問題なし。
プロセスを見ていると、アップデート中は以下のプログラムが動作している。

/bin/bash /usr/local/bin/verup

再起動時に、1,3しかLEDが点かなくてビビったけど、しばらくしたら正常に起動してきた。
自動での再起動後、システムバージョンをチェック。

システムバージョン 1.11

正規のアップデータのバージョンが表示されている。
ログも正常。

3月20日 15:39:29 ファームウェア更新 ファームウェア更新成功: (1.11)

動作にも問題なさそうな感じ。
telnetでの接続ができないことを確認。これは予想通り。
再度、faleupdateを適用する。
手順は先ほどと同じ。
shellログインは無事にできるようになった。


fakeupdateが公式ファームとの間で矛盾を引き起こさないことと、1.11上でもfakeupdateが適用可能なことを確認した。
気になっていたlandisk-update.shの残存は、上書きされるようで問題なかったことも確認できてよかった。