Ubuntu鯖でコンソールでもブラックアウトしちゃうのを抑止する

気づくと暗くなっているので、めんどい。
仮想マシンでもこれが起きる。


停止する。

$ setterm -blank 0

定常化するときには、~/.bashrcに書いておく。
-blankの後に数字で何分後にブラックアウトするか決める。
-powersave on で同時にディスプレイも切れる。
-powerdown 10 で10分後にディスプレイを切ることもできる。
ほかにも、使えそうなオプションがいろいろある。
-reset, -initialize, -cursor [on|off]
仮想端末では以下も。
-linewrap [on|off], -foreground blue, -background red, -msg [on|off]


しかし、これはめんどい。
モニタは手で切ればいいので、ユーザー毎に設定しないでも恒久化したい。


console-toolsを使うという記事あり。
/etc/console-tools/configか、なければ/etc/console-tools/config.dを作って、以下を書く。

BLANK_TIME=0
POWERDOWN_TIME=0
BLANK_DPMS=off

なんか古そうだな。
大丈夫かな?


実機テスト。
12.04.1鯖で試す。
測定してみると、10分でブラックアウトしている。
どこかで設定されているんだろう。


ミニマムインストールではconsole-toolsはいないようだ。
/etc/console-setupはいる。
というわけで、適当にあたりをつけて、/etc/default/console-setupというのを見つける。
デフォルトではこの中には設定はなさそう。


探すと、/etc/kbd/configにBLANK_TIME=30があった。
30分ではないのだが... 効いてない?
以下に設定して再起動してみる。

BLANK_TIME=0
BLANK_DPMS=off
POWERDOWN_TIME=0

ログインして確認。
10分でも30分でブラックアウトしなきゃだいじょぶでしょ...
あれ?
10分で消えたし...
この設定は有効ではないようだ。


settermはミニマムインストールでも含まれている。
しかし、これを使うのは負けだな。
/etcの下には、settermしているところはない。
一応、"setterm -blank 0"をやってみるか...
確かに10分で消えない。
ううう。


console-tools入れてみる。

$ sudo apt-get install console-tools

/etc/console-tools/configはある。
編集する。
一応再起動。
10分でブラックアウトした...
これも読まれていないということか... orz


kernelのbootoptionにconsoleblank=0を設定するというのがあった。
やってみる。
やってる最中に、@amasawa_seiji さんに、/sys/module/kernel/parameters/consoleblank で設定値がわかるのを教えてもらった。
何もしないと、こんな感じ。

$ cat /sys/module/kernel/parameters/consoleblank
600

確かに10分。
書き込んで値を編集できるというわけでもないようだ。
grub.cfgを編集して、consoleblank=0を追記すると、

$ cat /sys/module/kernel/parameters/consoleblank
0

となる。反映されている。
一応時間も測る。
10分たっても変化ないので、問題なさそう。