Lion にBootcampでWin7を入れる
http://support.apple.com/kb/HT4818?viewlocale=ja_JP#1
「Boot Camp では、現在 Windows 8 はサポートされません。」 なぬ...
UEFIに仕込まれた、SecureBoot仕様のせいかな。
しょうがないので、Win7 Pro OSD版を買う。それも、64bitモードしか動かないそう。
Lionも山LionもBoot Campの基本操作は同じだそうだ。
入れるのは、Mac mini。Core i5のUSB2.0のモデル。
OSXを完全排除して、Ubuntu Serverをインストールしてあったマシンなので、リカバリインストールを行なう。
アプリケーション->ユーティリティ->Boot Camp アシスタントを起動する。
起動後の画面で、"インストールと設定ガイド"が印刷できるのだけど、プリンタはつながっていないのでPDFで出して、ざっと目を通す。
必要なものは、光学ドライブ、Win7のインストールメディア(アップグレード版は使えない)、ドライバなどを入れておくメディア。
ん?
Win7のisoイメージは、"Boot Camp アシスタント"からダウンロード可能? そうも読める記述がある。
だとしたら、評価期間用であれば、Mac単体でもWindowsが入れられるのかな?
と、思ったけどそうではないらしい。
つまらんね。
ドキュメントは、あまり絵もなく、流れを把握するくらいで、トライブル時以外は見る必要もなさそう。
とりあえず、システムは最新にアップデートしておく必要があるということで、"ソフトウエア・アップデート"でアップデートの確認しておく。
なんかあんまり関係なさそうなのが5つほど286MBがアップデートされた。
落したばかりのリカバリインストールイメージでも、最新の状態とは限らないのがめんどくさいことです。
Appleらしくないね。
http://www.apple.com/jp/support/bootcamp/
にアクセスして、追加のアップデートが必要かどうか確認しろということなので、チェックしてみる。
自動で確認できないのかよ...
このコンテンツ群を、いちいち全部読ませるの?
"Boot Camp の使い方"のところが、FAQになっているというのもわかりにくい。
作業を続ける。
「作業を選択」画面にて、"Windows 7 インストールディスクを作成"、「最新のWindowsサポートソフトウエアをAppleからダウンロード」、「Windows7をインストール」の3つともチェックを入れる。
USBメモリを入れておかないと先に進めない。1GBを用意して入れる。
どうやら、インストールディスクを作成の項目はisoイメージからUSB bootなメディアを作るだけのよう。
戻って、項目を外す。
「Windowsサポートソフトウエアを保存」の画面では、"外部ドライブに保存"を選択して、先ほどのUSBメモリに入るようにする。
外部ドライブに保存を選んでいるというのに、デフォルトの保存先には外部ドライブは表示されない。めんどくさい。
保存先は別にローカルでもよいようだ。あとでコピーするという手もあるよね。
「場所:」から外部ドライブを選ぶとダウンロードが開始された。
サイズはたいしたことないと思うのだけど、ダウンロードには、えらく時間がかかっている。
あれ、保存できなってエラー出たわ。
あ、USBドライブをROMイメージ入れたの差し込んでた。
ダメじゃん...
中止したら、アプリも終わってしまったよ。
ドライバ類のダウンロードしておきながら、それをWinのパーティションにコピーできずに、別媒体に入れる必要があるとか、これもどうかしている。
Win用のパーティション作成時に、専用のFATパーティション作って、そこにWin7isoイメージとドライバ入れればいいのに。
やり直し。
書き込めるUSBドライブを指定したら、管理者権限を要求してきたよ。
うぐ、こんどは容量不足...
もう一度、やり直し。
もうローカルドライブに入れるよ。
716.7MB落ちてきた。
そんなサイズでもないのに、時間かかりすぎ。
USBメモリにコピる。
「Windows用のパーティションを作成」画面になる。
Windows領域はデフォルトでは20GBになるようだ。
"均等に分割"ボタンはあるけど、任意にはならないのかな?
領域の間にあるポチをドラッグするとサイズ変更ができた。
HDD500GBで、OSXのミニマムは21GB/8GB空きであった。
OSXには100GBを割り当てて、残りをWindows用にする。
インストールボタンを押すと、インストーラーがないと言われる。
そりゃそうだ、メディア入れてないな。
入れて続ける。
うー、メディアを認識しないな。
I-O DATA IU-CD2って、CDのみだったっけ?
んなハズはないのだけど...
しょうがないので、MBPからリモートディスクを使う。
システム環境設定->共有->CDまたはDVD共有にチェックを入れ、Win7のメディアを入れておく。
Mac mini側でFinder->デバイス->リモートディスクを選んで、「使用を依頼」ボタンを押す。
MBPのほうでは、ダイアログが出るので、「受け付ける」ボタンを押す。
しかし、リモートディスクは使えないようで、認識できない。
あ、リブートするから使えなくて当たり前か... orz
たぶん、あとは起動ディスクを切り替えて再起動してインストールするだけなんだよな... orz
しょうがないから、BRP-US6を調達してくる。
ようやくインストールボタンを押せる。
パーティション作成画面の後は、勝手に再起動した。
が、BRP-US6を認識できないようだ。
Non-system disk
Press any key to reboot
と出る。
そして、キーボードでもマウスでもリブートなんかしやしない。
電源長押して切る。
泣けるな。
Cmd+Rを押しながら、再度電源を入れる。
リカバリモードで起動したら、FInderのリンゴアイコンの起動ディスクを選ぶ。
起動ディスクには、Win7のメディアが選ばれている。
もう一度選び直して再起動してみる。
こんどは、うんともすんとも言わなくなった。
ダメだわ。
Cmd+Cで光学ドライブ起動を強制しても同じ。
しょうがない。iso抜きしてから、USB起動にしてみるか。
Mac領域からの起動に設定しなおして、isoイメージを作成する。
どうりで、isoからUSBに書くような手順がトップにあるわけね。
ディスクユーティリティを起動して、メディアを選び、新規イメージボタンを押す。
イメージフォーマットはDVD/CDマスターを選ぶ。暗号化はなし。
出来たイメージは、cdr拡張子がついているので、isoに変更しておく。
何度目かの"Boot Campアシスタント"。
こんどはパーティションはできているので、3つ目のメニューが「Windowsパーティションを削除」とかになっている。
めんどくさいことよ。
さっき、インストール終わってないのに、そういう判断を自動でやるのはどうかと思うね。
そこはほっておいて、まず、インストール用メディアの作成をする。
isoと、インストール先のUSBメモリを選んで書き込む。
書き込みで終了ボタンを押すと、アプリも終わった。
再度起動。
"Windows 7を削除"にチェックを入れて、領域を消す。あーめんどくさい。
終了ボタンでアプリも終わるのでまた起動。
また起動して、インストールを選ぶ。
パーティション決めたら勝手に再起動したが、やっぱりNon-system diskになった。
手詰まり。
しょうがないので調べる。
どうやら、MacのUSB起動は口を選ぶようだ。
中央側のUSB1でないと起動できない。
もしくはOpt(Alt)キーを押しながら起動すると、起動メディアが選択できるようだ。
しかし、USBに入れたWindowsのメディアは見えないな。
ここでWindowsで見えているのは、インストール用に作ったパーティション。
というか、口を入れ替えたら、USBメモリが起動メディアとして認識できなくなったよ。
再度パーティションを戻して、もう一回インストールを選ぶ。
すると、Windowsのインストールが開始された... orz
インストール場所については、BOOTCAMPとフラッグの付いているところを指定する。
しかし、ここにインストールすることはできないと言われる。
たぶん、FATだから?
ここで「ドライブオプション(詳細)」を押し、フォーマットを選んでNTFSフォーマットする。
警告が出るけど無視。
BOOTCAMPのフラッグが消えた。これMac的にまずいかも(マズくなかった)。とりあえず先に進む。
インストール中に数回再起動するとか書いてあるな... これもまずいかも。ちゃんと上がってくるのかな?
経過を見ると、ファイルをコピー後、一回再起動して、ちゃんと動いているようだ。
最後の「インストールの最終処理の実行中」が長い。
また再起動した。ちゃんとWindows起動になっている。
初期セットアップをはじめた。
おお、ユーザー名登録画面になった。パスワードはナシで。危ないから真似すんなよ。
プロダクトキーはとりあえずスキップ。この環境で使い続けられるかどうかまだ不明だし。
「ようこそ」来たよ。
ドライバをセットアップする。
ドライバを書き込んだUSBメモリを挿入して、WindowsSupportフォルダを開く。
setupが見えるので実行する。
ん?
こいつは、Apple Software Updateを入れるだけなのか?
同じフォルダに、インストレーション&セットアップガイドというのが入っているが、PDFなのでAdobe Readerの入ってないWindowsでは読めない。
あ、Boot Campを入れ始めた。こっちも自動でやるのね。
ネットワークの設定になった。裏でインストールは続いている。
共有設定はうざいので、ぜんぶオフ。ホームグループ使うには、IPv6オンにしろとかいうダイアログが出てきたが無視。
ドライバのインストールはまだ続いている。
インストーラーの完了画面になったので、完了ボタンを押す。
再起動が必要とのことで、再起動。
再起動したら、44個の更新を適用していると出る。
起動後、画面サイズは普通になった。
ダメ押しで、WindowsのUpdateで再起動を要求される。
Macに起動を切り替えるには、タスクバーにBoot Campがあるので、それを使う。
"Mac OS Xで再起動"を選ぶと再起動して切り替えできる。
Mac側からWindowsを起動するには、システム環境設定->起動ディスクで"BOOTCAMP Windows"を選んで再起動する。
というわけで最短の手順。
- USBメモリを2つ用意する。1つはWin7のiso用(3.32GB以上)、もう1つはWindows用のドライバ用(800MBくらい)。どちらもフォーマットして空にしておく。
- Win7のメディアをisoイメージにしておく。方法は適宜。
- Win7のisoをUSBメモリに書き込み、ドライバはもう1つのUSBメモリに書き込み、Win7をインストールする。
- Win7のインストールUSBメモリは中央側のコネクタに差し込み、"Boot Campアシスタント"を起動してインストールする。
- Win7をインストールするパーティションは、NTFSで手動で再フォーマットする必要がある。
- 普通にWin7をインストールし、ドライバを入れる。
- OSXへの切り替えは、タスクバーのBoot Campで。
この作業、ハマりどころが一杯で、普通の人は諦めると思うね...
大穴は、MacはUSB起動できるポートが1つだけに限定されているということでした。