ソーシャルゲーム開発担当者さまへ その条件では良い3DCG会社は見つかりません! | アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブのブログ

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そうして皮肉にも3DCG制作会社にはソーシャルゲーム会社から3D制作の相談が行くようになります・・・が、大きな問題がありました。それは「金額面の不一致」です。2014年後半〜2015年夏頃までのソーシャルゲーム会社から3DCG制作会社への平均人月は「40万〜50万」でした。いや、それどころかまず人月として語られることさえ無く、「1体につき10万円前後」という歩合制の提案が多かったのです。この「1体」を作りOKが出るまでに短くて5営業日、結果的に4体作って毎月40万円・・・というのが平均的なソーシャルゲーム業界3D単価でした。
しかし、この金額は遊技機の案件をこれまで手がけていた3DCG会社から言えば論外の金額です。なぜならパチンコ・パチスロ事業の平均単価はメーカー直で80〜90万。仲介会社を挟んで孫請けになったとしても60〜70万は必ず確保出来たからです。50万くらいの人月になると「安くてやりたくないなぁ」という意見が出る3DCG会社にとって、40万前後の仕事は全く釣り合いませんでした。しかもパチンコ・パチスロは1年単位の仕事の所が、ソーシャルゲームだと長くても3ヶ月〜半年です。リスクが高すぎるのです。