インプレスはやっぱりすごいな

サイト全体がかなり透過的にどこに何があるのかわかる。
媒体ごとに個性があって、それがちゃんとすみ分けている。
1つの製品を取り上げるにも、媒体ごとの切り口で取り上げ、どこがメインをやるかも自然に決まっていく。サイト全体として見て、それがインプレス全体の中での製品の評価ポジションというのが主張として出てくる。この編集過程には、おおきな意図はなく、担当間の自然な連携によって、かもし出されるように自然に決まってくるようだ。
グーグルのニュースにもすぐにフックされて、そこからの見通しもいい。外からも中からも見通しがよく、入り口がたくさんあって、どこから入っても回遊できるガラスの建物のようだ。
他社はリニューアルするごとに、何がどこにあるのか、メディアとしての主張があるのかないのかよくわからなくなってゆく。中の人の都合や視点で作られているのと、どこにでもあるようなフラットすぎる報道姿勢になっているので、オンラインのニュースとしては価値がない。
やっぱりインプレスはすごい。早めに紙からシフトをはじめただけのことはある。

LinuxWorld は Xen 特集

記事はすごいメンバーで書かれているので、自分でも一冊買いたいほど。犬の表紙には似合わない硬派な内容。来月もやるらしい。
でも、これって、既存の路線じゃないので、固定客はついてこれないんじゃないかと思ったり。
あちこちの下馬票では、来年は、2誌は脱落するということで、Worldと日経じゃないかというのが大方の意見。しかし、実際はどうなんだろう。Worldはしっかり広告取っているみたいだし、兼務で人件費はそれほどかかっていない。日経も、年齢層の高い固定客をつかんでいる。日経はオンラインシフトをはじめているが、一度撤退した分野を再度やるというのはあるのだろうか。Fanはもうないとしても、あとはどこになるのだろうか。意外なところになるのかもしれない。
Xen については、行ったついでに聞いてみたが、中の人も「けっこう冒険」という感じなのだそうだ。苦労はしているみたい。このBlogも読んでいただいているみたいです。機会があればネタ書かせてください。> 中の人
来月のUSL-5Pの記事は数回の連載で、執筆はsushi-kさんだそうです。苦労しているようですが、どんなのが出るか楽しみにしてます。

秋葉原にもどるとほっとする

私じゃないよ。
同行の広報担当の感想。総武線のフロアから秋葉原のネオンが見えたら、口からこぼれるように出てきた。でも、そんな感想を持ったのははじめてなのだそう。
それは病気のはじまりです(^^;。