地域ISPの存在意義

地域ISPが足回りまでADSLどころか、ダイアルアップ回線も他のを借りるという時代に、地域ISPの存在意義って何だろうね。バブリィなアメリカの時代のアンバンドル事業者程度ってことじゃないの?それで長い事食えるつもりなのかな。
6、7年くらい前に、地域ISPを同じ戦略でグループ化して電力インフラを使ってIXサービス化することを提案したのだけど、すっかり他の同じような戦略に食われているし。そういうのを全国区のサービスに食われたら、あんたたちは代理店業とコンテンツだけで、どれだけ食っていくつもりなのか?少なくとも後者では食えてないっしょ。バックエンドのローカル決済の提供だって実現してないし。前者は細るの見えているし。ガラ空きのアップストリームをお金に変える仕組みだって出来てないじゃんか。なんか、わたしの引いた地図が生きてないな。部下の教育不足ということなのかな。低きに流れてしまったのは、まったく、わたくしの不徳の致すところでございます。
三谷商事あたりはバックエンドな地域インフラおさえるためには、戦略的に組織変更を行い、どんだけ投資してもいいというスタンスなんだけど。このへんが商社系と純粋な計算代行屋との素質の違いかな。流れは速い業界だけど、地域の経済システムを守ることを少しは考えてほしいよなぁ。