田中一光回顧展

なんだろう、印象は思ったよりオーソドックス。展示数にボリュームがあるので、それが際立つ。
しかし、オーソドックスの中に、時代と関係のない古びない普遍的なものがある。それが何なのかは掴み切れなかった。思ったよりデザイン言語のヴァリエーションが多くないことに何が秘密があるのかも。
残念だったのは、期待したほど自分への刺激にならなかったこと。
娘は、キッドピックスですぐに描けそうなものが多いと言う。しかし、ほとんどの絵はコンピュータがふんだんに使えるようになる前に描かれたものだと説明してやるとしきりに納得していた。