Cobaltの末路のワケ

http://japan.cnet.com/news/maker/story/0,2000047861,20063131,00.htm
なるほど、仕掛け人の Ed Zander が辞めたのじゃ迷走するのはしかたないですね。

実は、私はLinuxの大ファンでした。Linux関連の仕事を4年から5年やっても昇進しなかったので会社を離れましたが、(Linuxサーバアプライアンス企業の)Cobaltを買収しました。市場は変化していたのです。大学を卒業したばかりの人がいて、起業ラッシュがおきていました。また、コモディティ化した半導体の末路も見ました。我々がCobaltを買収したとき、幹部と取締役会に対し、基本的にこう話しました。我々はLinuxを支持しなければならないと。しかし、私はその後すぐに辞めましたし、人々は私に賛同しませんでした。
Sunは自社でLinuxを持つべきでしたし、コミュニティを持つべきでした。LinuxUnixであり、Unixの全開発者はSunのLinux開発者であるべきだったのです。

http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0312/25/epi02.html

2001年1月、MIPS製CPUを搭載したCobaltサーバアプライアンスが発表されたとき、当時のSun社長兼最高執行責任者(COO)であったエド・ザンダー氏は、「本日発表するこの新製品により、数十億規模のWintel-Lintel市場を席巻する」とぶちあげた。