自分がほしいものを作るということ

なぜか今ごろマーパの6月号などに目を通している。P30-31 には平野友康氏の連載エッセイ「21世紀をデザインする 未来のカタチ」Vol.13が掲載されている。今回のテーマは「いかに人の気持ちに近い製品を生み出すか 開発者の次なるチャレンジ」だ。
Macにはじめてさわった当時の感動を語り、なんで感動したのかを問い、「コンピュータが世界を変える」という夢と、その夢を持った人の熱意と、Macがパソコンが使える分野(DTP,DTM,DTV)を開拓してきた事だとする。そして、次のチャレンジはふつーの人が楽しんでコンピュータを使うことであり、それは「気持ち」に代表されるようなキーワードが重要になるとする。
でも、マーケより何より開発者が作りたいものを作るってのは、そういう時代になる前から、当り前のことで、でも、それだけだと失敗するリスクがあるから、言い訳にマーケとか張り付けているので、モノ作りの根本構造って変わってないと思うのだよな。