オープソンースのスキルって何かな

http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/oss/20050520/161260/
なんか定義が間違っているような。
オープンソースのスキルってのは、な〜んか違うんじゃない?
これだとスキルというか、マナーみたいな感じくらいかと。
少し前ならLinuxのスキルみたいにひとくくりに出来たけど、現在はもっと細分化してしまっているので、この記事のターゲットだと、サーバー構築と運用のスキルとか、Webセントリックなシステム構築のためのスキルとか、RDBMS の運用管理ができるスキル、って感じになるのだろうな。でも、それって、すでにオープンソースだけに限らないし...
一般的なコミュニケーションスキルみたいなのとか、プレゼンテーションスキルとかって、情報収集のスキルってのも、オープンソースだけには限定されないよねぇ...
とりあえず、自分ではこんなところではないかと思う例。

  • まず GPL2 を読んで理念を理解する。
  • 70年代からのコンピュータ発達史とキーマンの提示したパラダイムを理解する。
  • 次に駅前留学して英語でかんたんなやりとりができるようになる。
  • なんかプログラミング言語を1つ選び入門書を買って読破する。
  • その言語で書かれたすぐれたプログラムを読んでみる。
  • わかんないところは調べるとか作者に質問するとかしてみる。
  • その言語で書かれた短いコードのプロジェクトを読んで改良してみる。
  • 改良した結果を作者とかMLに投げてみる。
  • 中規模のプロジェクトに参加し、ライブラリの1つも書いてみる。
  • 自分の持つ問題点について解消してくれるプログラムを1つ通して書いてみる。
  • そのプログラムをさらして、みんなの意見を聞いてみる。
  • そのプログラムについてのドキュメントをひたすら書いて公開する。
  • そのプログラムが皆の注目を集めるようにプロモーションを行うにはどうしたらいいか考えて実行する。
  • そのプログラムの開発を継続するには、資源をどうやって確保したらいいのかを考えて実行する。
  • そのプログラムがプロジェクトとして継続してゆくためには、どのような仕様であればいいのか考えて実行する。
  • そのプロジェクトで宴会をしてクダをまく(あ、これは違うか)。
  • そのプログラムに飽きたら、適当に後をまかせられるような後継者を育成する。

それぞれの段階には、いろんな敷居があって、越えるのはなかなかに難しいの。