OSSコミュニティの「日本病」

von_yosukeyan さんの日記から
http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=3718&id=308726
おもしろいので全文引用させてもらいます。盛り上がりそうなネタっすね。

・まず本家原理主義。日本のユーザーコミュニティはあくまで亜流
・亜流故に妙に独自主義
・コミュニティが分断されている
・開発コミュニティとユーザーコミュニティが悪い意味で分断されている。コミュニティとはあまり関係なく、個人が本家にフィードバックするだけで、悪くすればローカライズに特化した組織になるか、ユーザー間の交流会止まり。集団化すりゃいい、という問題でもないがコミュニティでしかできないことを日本のOSSコミュニティが提供できているか、というとそういうわけでもなさそう
・日本なんとか会(法人組織)の排他性。中間法人格などを取得していても、組織の運営実態がイマイチ把握できない。ディスクロジャーの欠如、法人協賛会員への過度の財政的依存、役員選定基準の不明確さなど一見して誰のための何の組織なのか理解不能。しかも、コミュニティとの繋がりが希薄なので、情報を求めにきたビジターは肩透かしを食らう。一方で恒常的な財政問題を抱えている
・開発者やユーザーは、コミュニティショッピング(似たようなコミュニティの間を渡り歩く)を行うか、現実的な成果を上げるにはコミュニティとは無関係に活動せざるを得ない
・日本のOSSコミュニティにおけるアクターはコミュニティではなく、キーパーソン的な個人

指摘は的確。処方箋まで期待するのは気の毒かな。
コミュニティというのは多分に幻想なんだよな。ただの個人の集まりなんだけど、日本人は個人が弱いからねぇ。執着度が低すぎて十分なパワーになってなかったりするし、組織的な活動というのが不得意なのかも。
かく言う私も飽きっぽくて浮気性です。orz