gccビルド時のdebian的問題

http://www.ebimemo.net/diary/?date=20050727
memo.

■ kogiidena (2005-07-28 Thu 19:16)
忙しいなか、わざわざチェックして頂き、有難うございます。
libgcc_s.soの件ですが、具体的にはshアーキとdebianのパッケージングスクリプト、 debian/rules.d/binary-gcc.mk、debian/rules.d/binary-gcc-cross.mkとの相性問題のようです。（前者はセルフ、後者はクロス用）。パッケージング時、t-linuxの定義に従い生成されたlibgcc_s.soをわざわざrmして、 libgcc_s.so.1をリンクしなおしてくれたりしています。これはgcc-4.0でも同様です。
http://eggplant.ddo.jp/www/pukiwiki/index.php?GNU%20Compiler%20Collection%204.0.0
は、セルフビルドの記録ですが、gcc-3.4と同じ箇所を修正しする必要がありました。ちなみにクロスで行う場合は、debian/rules.d/binary-gcc-cross.mkの類似箇所を修正する必要があるようです。
■ kkojima (2005-07-28 Thu 21:23)
なるほど、納得です。 ご説明ありがとうございます。 SH の場合 shared lib につっこめない micro routine の類があるので linker script の libgcc_s.so を使わざるをえないのですがそれが debian 的には例外になってしまうのですね。 うむむ。