郵貯の資産の92パーセントが政府関連向け貸付だと民営化は無理だろうねぇ

http://www.grsj.org/book/booklibrary/106.pdf
健全でないもの。株はすぐにジャンクになっちゃう。国という返済見通しが立たないところに無制限の貸し出しを行っているのだからどうしようもない。
とりあえず見た目に優良な政府組織を株式会社にしてしまって、その株を売って穴を埋められるかもしれないという見通しは甘すぎ。株式売却を祭りにして不幸な個人投資家に損させて埋めるのじゃ、日本の基礎体力をますます弱くしちゃう。
破綻するまえに民間にしてしまって、政府はショウガナイデショ増税でその穴を埋めよう、そうすれば責任問題にならずに済むものという腹のようだ。
見えているのは国の破産なので、墜落するよりはソフトランディングという意思表示なのかもしれない。でも、ソフトランディングは現況判断をしないと山に降りるか海に降りるかわからない。そこが怖いところだね。せめて、乗客には落ちるから緊急着陸するというアナウンスはしてほしい。そうしないと、世界恐慌の引き金になっちゃうから。