「選撮見録」の販売差止等請求事件

kurosakaさめの日記経由
http://www.cyz.co.jp/html/midori-saiban2.html
http://www.cyz.co.jp/html/20050121-sojo.pdf
34-37ページあたりが面白いね。CMの値段は時間帯で決まるので、タイムシフトで視聴するのは、その権益を損ねるというようなの。
タイムシフトができるハードディスクレコーダーやVHSの普及で、論拠そのものが崩壊しているというのが笑える。
カウンターとして、リアルタイムに全番組変換を行い、MPEG2ストリームとしてマルチキャスト送信して、各個のSTBで2T録画するというのはどうだろう。2TBくらい500GBx4なんだし。
録画主体と映像データの保管者は個人であると主張できないかな。
フォーマット変換が改ざんにあたるとか、送信権の侵害にあたるという文句を付けてくるかな。
地方局とばして、コンテンツホルダや、キー局やCATVから直接再送信権を買うようになったらどうする気なんだろうな。
ひょっとして、まったく新しい方向から、動画コンテンツ制作を行うようなところが出てくるのかもしれないし。そういうところにスポンサーが流れるかもしれないのにな。特に、TV放送のデジタル化が起きたときに、アナログTVで表示できるインフラがIPで整備されていたら、ユーザーはどうするだろうか。デジタルにしなくていいもんね、と言わないだろうか。そうなると、TV局の下請け制作会社だって、どっちになびくかわかんないもんね。すでに、野球とかサッカーは、そっちの流れになりそうだしね。役者や芸人だって、べつに入れ物はなんだってかまわないでしょ。
TV局なんて買ってないで、制作会社をどんどん買収して(あ、めんどうだからスタッフまるごと引き抜いて新しい会社に移籍でやったほうがいいか)、仕事を流すようにしたほうがいいんじゃないかな。> 楽天とかライブドア
流す入れ物としては、不調のWOWOWとかスカパーを買ってしまうという手もあるし。評価資産はないかもしれないけど、無料放送が増えればユーザーも増えるでしょうに。