bootcd2disk: 前にbootcdで作ったLiveCDからHDDに書き戻し

前に白いの用に作ったLiveCDを改変する必要が出てきた。素からやり直すのもいいんだけど、bootcdにはディスクに書き戻す機能もあるので、これを使って見ることに。
ドライブは、作成したのはMaxtorの80GB、いまリストアしてみるのは250Gだ。
bootcd2diskコマンド一発で全自動でやっているよ。すごいな。
途中、パーティションのラベル名がないんだけどというところで停止したけど、無視を選んで続行できた。
HDDとCDの間がこんなに簡単に行き来できるなんて、ほんとにすごいな。
おっと、最後でつまづいた。liloを前提にしているようで、liloコマンドがないと言われたよ。起動はすぐには無理だな。前に作ったGRUBフロッピーから書くか。あ、そうそう、このCDにもGRUBが含まれているので、それを使えばいいだけだな。とりあえず無視を選ぶと完了。
結果、3つのパーティションに構成された。hdc1がbootで、hdc2がswap、最期のhdc3がrootfsという具合のようだ。オリジナルはbootを分けない構成だったので、これはbootcdが決めたことなのね。サイズはフルに使用されている。以前の環境に戻すというわけではないので、汎用リストア環境になっている。
CD起動のまま、hdc1をマウントして、grub/menu.1stをインストールされたHDDの環境に合わせて編集する。一度やってしまえば、次からはこの書き換え作業は不要になるだろう。
grubを起動してMBRへの書き込みを行う。
再起動。
すげぇ、普通に動くよこれ。なんか「魔界転生」って感じだな。
 
ネットワークの設定を、今の環境に合わせてやりなおす。固定にしたんだけど、今回はDHCPでいいかとも思ったけど、不要なものは極限まで削っているので、dhcpクライアント入れてなかった。
パッケージリストを更新して、アップグレードする。36パッケージが更新された。kernel-imageも更新か。ちょっとめんどうだな。mkinitrd.confを上書きするか確認してきた。Yで更新する。これは後でbootcdの処理プロセスに関連してくるかも。kernel-imageを入れるときにmkinitrdも動いているようだ。
grub自動実行時に/bootが見つからないと言われた。fstabを変更する必要があったわけだ。んで、fstabを確認。あれ? ちゃんと正しい内容になっていますよ。なんだかな... menu.1stもちゃんとしたものに追記がされていますが、kernelのversion変わってないじゃん。なんで上がったのよ... 謎だ。
 
たしか、前はisolinuxでsplash表示させるために、ほんの少しだけbootcdをいじったんだったよな。そのあたりは更新なかったし今のままでいいか。
bootcdmkinitrdは再度必要そうね。
あとはソースの再回収と、もろもろの改良の追加、スプラッシュの変更、インストーラーの変更、などなどだな。