Googleの20%ルール

http://hatakama.cocolog-nifty.com/strategicit/2006/01/20google_thinks_2d56.html

その記事の中に、「グーグルはあくまでも社員のビジョンを重視し、社員は社内で過ごす時間の20%を、自分が担当している業務以外の関心を持つ分野に使うことが義務づけられている」という文章がありました。
グーグルがこのような20%ルールを採用していることは、CNET Japanの記事で知っていました。しかし、これまでのその手のルール(3Mなどの研究開発志向企業で採用。3Mでは15%)は、「ある程度以内の時間を担当業務以外の分野に使ってもいい、または使うことを奨励」といった制度を設けるものでした。そのため、グーグルもその程度と思っていましたが、「使うことが義務づけられている」というのは驚きでした。
検索してみたところ、この記事の原文(Google Thinks Small)がForbes.com にありましたので、20%ルールのところを確認しました。Workers are asked to spend 20% of their time on something that interests them, away from their main jobs. と書かれていました。"asked to spend" なので、「義務」と訳しても間違いではないでしょうが、もしかしたら、「奨励」位の意味かもしれません。

20%を使うことは、かなり強い要請なのですね。

その他では、社員の間で先週何を行ったか(5行以内にまとめる)を共有するなど、情報共有を徹底している点も特徴的でしょう。

それより、こっちのほうが興味深かったです。