NASでバックアップ取らずに泣く人たち

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060227/230963/

同社の統計によれば,ここ最近で急増している事例は2種類あるという。1つはクライアントPC上に保管してある電子メールを誤って消去してしまった,という論理的なデータ障害のケースである。もう1つは低価格NAS(ファイル・サーバー専用機)のディスクが故障するという案件で,こちらは物理障害の典型である。NASの案件は特に急増しているという。背景には,大企業の一部署が部門ファイル・サーバーとしてNASを導入するケースが増えているという状況がある。

費用には改善の余地がある。データ復旧サービスを聞き付けたユーザーでさえ「問い合わせてきたうちの75%の人は費用面で復旧をあきらめる」(オントラック事業部営業担当課長の岡野要治氏)のが現状だからだ。データの内容によっては格安のサービスとなるが,個人需要では特に割高感が強い。こうした状況を受け,個人需要限定のパーソナルパックを用意した。ディスクが壊れるなどの物理障害が発生した場合の価格は11万2500円からである。

メーカーもインテグレーターもバックアップは別に必要だというのをユーザーにもっとプッシュしなきゃね。もっとも、プッシュしてもコストではねられているのが現実なんだろうけど。壊れた場合、復旧するのに必要なコストシュミレーションまで提示してやれば折れるのじゃないだろうかね。
というか、100億市場なら、低レベルの診断とリカバ処理だけでも自社でやればいいのにね。> NASメーカー