DARE - Linux Data Recovery System

http://project.terminus.sk/dare/
Linux kernelのVFS機能にパッチして、どのようなファイルシステムでもゴミ箱機能を実装してしまうもの。
削除ファイルは/deletedの下に格納される。このディレクトリは自動作成はされないため、あらかじめ作っておく必要がある。
削除ファイルは指定された時間ごとに作られるディレクトリ下で、削除された時間のUNIX Timeが付けられたディレクトリ配下に置かれ、指定された時間が経過すると削除される。これらの時間指定はkernelコンパイル時に行う必要がある。
このディレクトリ下には、ファイル情報を格納した*.infファイルも作られる。このファイルには、削除されたファイル名、ディレクトリ名、オリジナルのパス、パーミッション、削除された時間、削除作業をしたuidが記録される。
また、この環境で利用するための4つのユーティリティがある。

  • lsdel - 削除されたファイルのリスト表示
  • salvage - 削除ファイルの復旧
  • purge - 退避ファイルの完全削除
  • deleted - ディスク残量に応じて完全削除を自動化するデーモン

これは面白いね。オンオフのフラッグと、時間指定が動的にできるように、/procの下に設定を置いてくれればいいのにな。