NV550の開発環境が手にはいったので中身を眺めてみる

CDには全てのソースコードは含まれていない。
これってGPL違反なんじゃないだろうか。
アーカイブされているのはこれ。
SpanGearLinux
http://ftp.snapgear.org/pub/snapgear/src/snapgear-3.2.0.tar.gz
toolchain
http://ftp.snapgear.org/pub/snapgear/tools/arm-linux/arm-linux-tools-20031127.tar.gz
uClinux-isp4xx
http://prdownloads.sourceforge.net/ixp4xx-osdg/uClinux-ixp400-v1.2.2-support.tar.gz?download
独自パッチは以下が添付されている。
MRL-NV550-05415.patch: NV550 Linux-BOX 用パッチ
config.linux-2.4.x: NV550 Linux-BOX 用カーネル設定
config.snapgear: NV550 Linux-BOX 用SnapGear 設定
config.vendor-2.4.x: NV550 Linux-BOX 用ルートファイルシステム設定
dev.txt: NV550 Linux-BOX 用デバイスファイル設定
nv500patch.sh: 展開／パッチ用シェルスクリプト

IXP400 Access Library、およびMontavista Linux 用パッチはURLポインタのみ。

ixp400AccessLibrary-1_5.zip
ixp400NpeLibrary-1_5.zip
ixp400linuxethernetdriverpatch-1_2.zip
ixp400linuxintegrationpatch-1_2.zip

v1.5のみに対応。
http://www.intel.com/design/network/products/npfamily/ixp425swr1.htm
からログイン可能な
http://www.intel.com/design/network/products/npfamily/download_ixp400.htm
にも、そのようなソフトウエアはないんだけど...
これ最近出た製品だよね...

セットアップ方法は、中国語だけど、このへんに詳しい。Howto文書は残念ながらもうリンク切れしている。
http://140.113.215.222/forum/viewtopic.php?p=376&sid=746e795646f9499610fa6ceb72d74586

添付ドキュメント類はこんな感じ。PDFのみ。
正直、無愛想なCATのマニュアルのほうがだいぶ親切だ。
開発用ということであれば、なおのことドキュメントが弱いのは困るだろうに。

説明書というよりデータシートな感じ。
図と表はあるが説明は特にない。
全８ページで目次なし。表示込み。
内容はこんな章になっている。

1 はじめに
2 Block diagram
3 Memory map
4 GPIO Assign
5 PCI Assign
6 外部コネクタピンアサイン
7 内部コネクタピンアサイン
8 各部イメージ

全８ページで目次なし。表示込み。
詳しく書かれているわけではない。
いきなり、これでLinuxで組み込みやってほしいといわれたら戸惑う人が多いかもしれない。

1 はじめに
2 ファイル構成
3 イメージ作成手順

tftpでkernelとramdisk imageを流し込む手順しか書かれていない。
まったくの初期段階でもあるまいし、もうちょっと便利な環境は用意されていないのかな...
redbootもどこまで機能を入れているのかよくわからない。

こいつは特殊なことしなければ、書き換えることはないだろうから、簡単でいいのかな。
全６ページで目次なし。表示込み。

1 はじめに
1. ファイル構成
3. ファイルのコピー

↑ナンバリングはオリジナルの間違いね。

これを素から使えというのは、正直などころかなり無理がある。
すでに他の環境で経験があればまだいいかもしれないけど。