OSSでRCテストをクローズドで行う意味はあるのかね?

hogehoge を使いこなされているパワーユーザ様に
一足早く試用していただくために、個別にお知らせしております。
以下の目的があります。
・質問事項やフィードバックをもとに微調整を行う
i386 以外のハードウェア環境やディストリビューション
正常にコンパイルができるかどうかを確認する
(略)
なお、公開前ですのでブログやml等での言及はご遠慮ください。

クローズドなRCフェイズのコードを直接の開発者でない者、それも開発者自らユーザーを選別して情報提供するのは、OSSとしては間違っているんじゃないだろうか。今回のは、IRCで「こんなの出来たけどどうよ」って言われたとか、直接の知り合いに「ちょっとテストしてよ」って言われたのとはだいぶ違う唐突な直メールでの話だ。それもおそらく同じ文面の同報で、Ccもなく、他の誰に出ているのかもわからない。
MLで使っていると言及する人が片手くらいしかいないような、ただでさえ検証者が少ない状況なのに、このフェイズをクローズドでやる意味はどこにあるんだろうか。
企業内開発で、プロジェクトとしての自治がないという弊害なのかな?
こういうやり方は、利用者の心象を害し、コミュニティ形成に悪影響をもたらすのではないだろうか。情報公開に制限を設けるあたりで、送信者には、そのことがわかっていながらメールを出していることがうかがわれる。
開発者は情報の公開にあたっては、利用者を差別しない態度というのがOSSには必要なのではないかと思う。一般利用者とのレベル分けが必要であれば、-devel ML を作成してそこでやればいいのだし。


こんなメールなら、もう送らないでほしいと返事をして終わる。