sf.jp に DokuWiki を設置してみる

まずは、取得と展開。
一昨日、最新安定版が出ている。
インストールは、参考サイトにはマニュアルでいろいろやるように書いてあるけど、最新版はWebからインストール処理を進めてくれるので楽チン。でも、これに気が付くまでウロウロしたけどね... あと、パーミッション関係でもちょっとウロウロしましたよ。


で、最短距離はこれ。

$ wget http://www.splitbrain.org/_media/projects/dokuwiki/dokuwiki-2006-11-06.tgz
$ tar -zxvf dokuwiki-2006-11-06.tgz
$ mv dokuwiki-2006-11-06 doku
$ cd doku
$ chmod 777 conf/ data data/pages data/attic data/media data/meta data/cache data/locks

http://PROJECT_NAME.sourceforge.jp/doku/install.php? を開く。
英語表示なので、まず日本語に切り替える。
画面の指示に従って項目を埋める。

Wiki名(TEST Wiki)
ACL(アクセス管理)を使用する(チェック)
スーパーユーザー, フルネーム, メールアドレス, パスワード, 確認, ACL初期設定(今回はパブリックを選んだ)

保存ボタンを押す。

設定ファイルは正しく作成されました。作成した DokuWikiを使用するには install.php を削除してください。

と表示されるので削除する。

$ rm install.php

キャッシュディレクトリの再構築を行う。
動作させていなければ、存在しないディレクトリもある。

$ cd data/cache/
$ rm -r 0 1 2 3 4 5 6 8 9 c d e f
$ mkdir 0 1 2 3 4 5 6 8 9 c d e f
$ chmod 777 0 1 2 3 4 5 6 8 9 c d e f

f以降も使用される可能性があるが未調査。
http://PROJECT_NAME.sourceforge.jp/doku/doku.php にアクセスすると文書がありませんといわれる。
これで成功。
あとは、ログインして管理設定と文書の編集をする。


Apacheの実行ユーザーの問題で、ディレクトリのパーミッションがセキュリティ的にイマイチな運用だけど、PukiWikiでも同じような運用になっているので、どちらの運用でも大差はないと思われる。いずれにせよ、管理者権限のないサイトである以上は仕方のないことだ。
www-data権限で作成されるファイルも読めるので、バックアップは可能。でも、リストアはパーミッション変更に頼る必要があるかもしれない。
とりあえず動作しているが、まだ完全でない可能性も残っている。
管理インターフェイスは、ZopeXOOPS的な至れり尽くせり感がある。WikiというよりCMSという感じ。
スキンの変更などがWebUIから楽にできるようになると、日本人には馴染むのではないだろうか。