技術者にとっては、自らの技術スキルの向上が目的であって事業はその手段に過ぎない。

http://blog.gcd.org/archives/50821764.html

経営者にとっては、事業の遂行が目的であって技術はその手段に過ぎない。
技術者にとっては、自らの技術スキルの向上が目的であって事業はその手段に過ぎない。

の?
目的設定に、なんかもう1つ上側の共通のレイヤーを忘れているような。
社会貢献というか、誰かに喜んでもらえたとか、そういうの。
対立軸じゃなくて、そこで一致するところがあるという前提というのは崩さないほうがいいと思うよ。
もう1つ下側の共通部分はお金だけどね。それは社会貢献のレイヤーとは競合することもあるね。
仙石さんの意見は、技術的価値を上げればお金の供給元は1つに縛られないし選択可能になるというようなことだと思うけど、それはマスの中での競合を前提としたアプローチで面白いところがないな。技術者として、経営者として苦労してきた実感ではあるんだろうけど。
評価や対価は技術価値と連動しないことも実際は多いものだし、技術価値は相対的なもので絶対評価じゃない。働く人が少なくなる世界では、技術価値とは無関係に対価が決定される状況のほうが今よりも多くなるだろうし。そういう世界で技術者がどう生きるべきかについての話を聞きたいと思うのだけど。