天使墜落

天使墜落 (上) (創元SF文庫)

天使墜落 (上) (創元SF文庫)

天使墜落 (下) (創元SF文庫)

天使墜落 (下) (創元SF文庫)

ファンダムなクレージーさって、日本人にはないかと思っていたけど、コミケの人たちってそのまんまなところがあるかも。


主人公?のシェリンが語ったSFの魅力についての言葉。

「もっとも憂鬱なディストピア小説にさえ、未来はわたしたちが築くものという意識がある。偶然につくられるものじゃなくてね。未来を予測することはできないけど、想像することはできる。構築することはできる。それは希望に満ちた考えだわ。たとえ構築が失敗に終わるとしても」

年のはじめに読むにはふさわしい。