dpatchを使ってみる
util-linuxのmount/nfs4mount.cはオリジナルのソースにはなく、後でdpatchで追加されている。
こういう部分を変更するには、dpatch-edit-patchコマンドを使う。
# dpatch-edit-patch 30nfs4.dpatch
作業ディレクトリにコピーが作られ、そこにfakerootされる。
patchはすでに適用されている状態なので、そのまま目的のファイルを直接エディタで編集する。
あとは、exitするだけで、指定のパッチに追加パッチを入れてくれる。
途中で強制終了したければ、exit 230するとアボートされる。
# grep clnt.h debian/patches/30nfs4.dpatch +#include <rpc/clnt.h>
パッチが追加されているのが確認できた。
あとは、changelogを適宜変更してビルドするだけ。
海老原さんに教えてもらった一行パッチでビルドできるようになった。
そのほかの使い方も含めて、上川さんとこが詳しい。
http://www.netfort.gr.jp/~dancer/column/dpatch.html.ja