「マイコン制御基礎以前」

http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/index/miconkiso1.html
マイコン制御の基礎的な解説からはじまり、いまはAVR Studioを使ったアセンブラ入門をやっている。
珍しい連載だ。
と、思ったらみわさんの仕事か(^^;。
1,2はちょっと冗長な感じ。
3の後半からが本番。
IN/OUT, H/Lを最初にいっぺんに話しちゃうとわかりにくいかも。
まずOUT/Hな制御だけを解説したほうがいいのじゃないか。
あと、GNDが急に出てきてとまどうんじゃないかと思うので、マイコン動かすには電源が必要ってことの説明もあるといいんじゃないだろうか。ということは、マイコンありきの回路があって、そこにLEDを付けるというような流れのほうがよさそうってことかな...
H/Lとスイッチのアナロジーがよくないのかも。
LEDフラッシャは、物理的な回路でもできちゃうので、教材としては面白味というか、ありがた味がイマイチかも。
こういう場合、なにか適当な課題ってないかな...


ハンダすることは重要なんだけど、ロジックを考える上では違うレイヤーだし、技能レベルのことなのだから、ブレットボードでグサグサやるくらいの提案でもいいんじゃないだろうか。


4回は電源の話。
連載を読む人は、はやく制御をしたいと思っているのだろうから、電源回路を組むというのも後回しでいいような気も... いたずらにハードルを上げているような感じ。
なんか読んでいると、部品の入手とか工作レベルで挫折しそうな感じがしてきた。3ヶ月の連載なら、市販キットを使ったほうがいいのかも...
突入対策とかノイズフィルタもレイヤー違いで、いきなり出てくるとビビっちゃうんじゃないかな。そういうものだとスルーできるのだろうか。


そういえば、娘が学校でラジオを作ったといっていたけど、中学くらいでマイコン制御を教えるようなことをしないと、技術の世界にマッチした人材を育てるのは難しいのかもしれないな。ラジオよりも絶対面白いと思うのだけど。