取締役プログラマは夢なのか?

http://d.hatena.ne.jp/kinneko/20080701/p5
この件、やっぱり気になるので、はてぶを読んでみる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.miraclelinux.com/yume/2008/07/post-b58f.html
おおむね賛成が多いのは引くな...
そういうコメントを出しているのは、たぶん、皆さん若いし管理経験や経営と対立した経験がないからかもしれない。
完全に一プログラマに戻るってことは、経営の意思決定に無条件に従うってことで、業績や会社の進む方向によっては、プログラマとしての職も危ういってことだよね。
それがどうにもやり切れない。
スーツには、やっぱりギークのことはわからないもので、ギークに配慮できる経営層ってのがいる会社というのはうらやましかったのだけど、現実はこのあたりはどうにもならないということなのかも。
もっとも、技術者が創業したような、ほんとの小規模ベンチャーでは違うのだろうけど。そっちはそっちで違う問題が出てくる例はいくつか見てきたし...
この件については、やっぱ小田切さんの選択のほうが正しかったように思われる。より早く動いた某赤い彗星な方も。
吉岡さんには「ほら、辞めた人の選択は間違ってただろ」って言うくらいの何かを出してほしかった。
「留まっても、経営に参画していれば、ちゃんと変えることはできるんだよ」と。
吉岡さん、カッコつけすぎですよ。
反省点を吐露して、後進が同じ失敗をくりかえさないように...
って、まぁ経営というのは人に言えないことも多いから、そういうわけにもいかないか...
生涯現役プログラマってのは、取締役だからネタになったので、すでにそういう人は世の中にたくさんいるし、これからの高齢化でますますそうなるんだろうから、これだけだとロールモデルには弱いですよ。