公正取引委員会、JASRACに独禁法の排除措置命令

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20389026,00.htm

また、実際の例として、公正取引委員会JASRACのライバルにあたるイーライセンスが、エイベックスマネジメントサービスから放送などに関わる著作権の管理委託を受けた事例を紹介している。

この楽曲の中には大塚愛の「恋愛写真」などがあったが、JASRAC管理楽曲でないため使用料の追加負担が発生するとして、FMラジオ局は2006年10月以降、エイベックスマネジメントサービスの楽曲をほとんど使わなかった。このため、エイベックス・グループ・ホールディングスとイーライセンスは2006年10月から12月までの期間限定で、使用料の追加負担が生じないように使用料を無料にする措置を放送事業者に採った。しかし、その無料期間後の使用料がほとんど見込まれなかったことから、結果としてエイベックスマネジメントサービスは,2007年1月以降、イーライセンスへの管理委託契約を解約したとのことだ。

これは排除命令でもしかたがない。
管理可能な世の中になっているのだから、放送事業者は流した楽曲を楽曲単位で請求すべきだし、管理団体は一元的にライセンス確認&処理できるDBをパブリックに提供すべきだと思うよ。