オラクル、グーグルがJavaコードを“まるごとコピー”と主張

http://www.computerworld.jp/topics/move/189636.html

Oracleは最初にGoogleを提訴した際に特許侵害が疑われる事項の詳細を明示していたが、同社が10月27日にあらためて提出し直した訴状はさらに細かく、複数のコードが特許侵害の証拠として添付されていた。
 Oracleは訴状で、Androidには特許を侵害しているクラス・ライブラリやドキュメンテーションが含まれており、「AndroidAPI(Application Programmer Interface)パッケージのおよそ3分の1」は「Oracle著作権を有しているJava APIパッケージ(および関連ドキュメント)の派生物」であると主張している。
 「米国Oracle著作権保有しているものの中で特許が侵害されているのは、Javaメソッドおよびクラス・ネーム、定義、編成、パラメータ、Javaクラス・ライブラリの構造、組織、コンテンツ、Javaドキュメンテーションのコンテンツおよび編成などである」とOracleは説明した。
 さらに同社は、「少なくとも何例かにおいて、Androidコンピュータ・プログラム・コードは米国Oracleが所有するコードをそのままコピーしたものだ」と申し立てている。
 OracleGoogleが複数のJava関連特許も侵害していると言う。これらの主張は、同社がはじめに提出した訴状の内容から変わっていないようだ。