Facebook のようなエンタープライズ・ソフトウェアを作りたい – Salesforce は語る

http://agilecat.wordpress.com/2010/12/22/facebook-のようなエンタープライズ・ソフトウェアを作/

しかし、企業は新しいツールを導入する傾向にあるという、問題点が横たわっているかもしれない。Facebook のようなサイトで共有できる情報は、容易さをもたらす。しかし、大半のケースにおいて、組織が保有する文化と衝突するだろう。 Swensrud が指摘するのは、『 エンタープライズ・ソーシャル・アプリケーションを採用するときには、重苦しい階層的な概念から、オープン/フラットで透明性のあるスタイルへと、企業の思考形態が変容しなければならない。 その上に、エンタープライズ・ソーシャル・コラボレーションが構築されなければならない。 そして、既存のビジネス・プロセスおよびアプリケーションとの統合が不可欠であり、その結果として、ビジネス・ドキュメント(sales presentation)や、ビジネス・データ(marketing campaign)、プロセス(order processing)などを取り囲むカタチで、従業員たちがコラボレートしていく権限を与えることになる。 そして、いまの企業は、従業員が働く方式を、変化させる能力を有している 』という点である。
組織を横断するようなコラボレーション・ツールを、常に最新の状態に保つために、それだけの時間と資源が必要になるのかを考えて欲しい。何億人というユーザーがログインするときに、自己の責任においてプロファイルを更新するようなサイトが、重要な合図を発信していることに意味がある。