UbuntuのUSB起動

中古でEeePC T91MTを購入したので、Androidを入れる予定。
日経Linuxの原稿を書いたときの端末は、ASUSに返却してしまったので、涙を飲んで自腹購入。
Amazonで新品を買おうと思ったけど、黒しかないので、これも涙を飲んでドスパラで中古を。
http://amzn.to/f6Syd9
中古といっても、メーカーリペア品なので、とてもきれい。
保証3ヶ月しかないのが泣ける。
ワンセグなしの海外版がほしかったのだけど、日本向けだった。
GMA500のドライバなども出てきたので、適用してみたいところ。2Dのアクセラレーションはないので期待はできないが。
まずは環境を作る。


Windows上でUNetBootin-494で作成したUbuntu 10.10のUSB起動メディアから起動しない。
なんでだ...
BIOSで内蔵SSDを無効にしてみる。

Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key

どうもbootableになっていないのじゃないだろうか。


あーめんどくさい。
自前でやることに。

USBドライブのフォーマットとドライブレターの確認

4GのUSBメモリWindowsマシンに挿入。
Eドライブとして認識された。
とりあえずFAT32でフォーマットしておく。

Ubuntu CDを仮想CDとしてマウント

Ubuntu-10.10-desktop-i386.isoをダウンロードしておき、WinCDEmuでイメージマウント。
http://wincdemu.sourceforge.net/
最新版のWinCDEmu 3.4をダウンロードする。
起動すると、インストール先の指定ダイアログが出る。デフォルトのままでよい。
Windowsのロゴテストに対応していないという警告が表示されるが、そのまま続行。
インストールの終了は特に何も出ない。
isoファイルをダブルクリックすると、「CD/DVDイメージのマウント」ダイアログが表示される。
ドライブ名を選んでOKを押す。
Ubuntuのisoを選んだので、マウントされた後に、Ubuntuのメニューが表示される。使わないのでキャンセル。

USBメモリにCDの内容をコピー

マイコンピュータから、仮想マウントされたUbuntuのCDを選択、右クリックから開く。
内容物を全て選択して、USBメモリにコピーする。

syslinuxのためのファイル名変更

コピーが終わったら、isolinuxフォルダの名前をsyslinuxに変更する。
syslinuxを開き、isolinux.cfgというファイルがあるので、これもsyslinux.cfgに名前を変更する。

syslinuxのダウンロードとUSBメモリへのインストール

syslinuxのWindows版をダウンロードする。
http://syslinux.zytor.com/wiki/index.php/Download
コマンドプロンプトを起動する。
zipファイルを展開して、中にあるwin32フォルダ内のsyslinuxをコマンドプロンプト画面にドロップする。
コマンドプロンプト画面で、syslinuxの後ろに-ma E: を追記して、リターンキーを押す。
USBメモリを取り外す。

起動テスト

ESCキーを押しながら起動して、起動ドライブにUSB Flashを選ぶ。
無事起動してきた。