アップルはテレビ事業に乗り出すだろうか

http://maclalala2.wordpress.com/2011/04/19/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%81%8B/
競争優位がないから出てこないと思うな。
コンテンツ売るなら、AppleTVで十分じゃない?
これ、面白い。

Q:古いテレビのインターフェイスは捨て去る時期ではないか。テレビには新しいヒューマン・インターフェイスが必要なのではないか。
A:テレビ業界に技術革新をもたらそうとするとき起きる問題は Go-To-Market 戦略[go-to-market strategy:新規市場の開拓戦略、市場導入戦略]だ。テレビ業界は誰にでもタダでセットトップボックスを配る奨励金モデル[subsidized model]を採用している。だから誰もボックスを買おうとは思わない。TiVo も、Roku も、数か月後に出るグーグルだってそうだ。テレビ業界は基本的に奨励金モデルを採用して、セットトップボックスを誰にでも与え、そのため技術革新をしようという気にならないのだ。唯一それを変えるには、ボックスをバラしてゼロからスタートし、消費者が買いたくなるようにデザインし直すしかない。しかしそれは不可能だ。新しく実行可能な Go-To-Market 戦略がでるまではテレビに勝ち目はない。これがテレビ産業の根本的な問題だ。技術の問題ではなく、Go-To-Market 戦略の問題なのだ。いずれ賢い連中が間違いなく解決策を見いだすだろうが、Apple TV のことを我々がホビーと呼ぶのはそういうわけなのだ。