『Pythonゲームプログラミング入門』
原著はPythonとPygameでのゲームプログラミングについて初めて書かれた本で、長年にわたって家庭用ゲーム機などのプロのゲーム開発者として身につけたテクニックが満載されています。本書では、Pythonを紹介し、Pygameのライブラリを利用して迅速に魅力的なゲームを開発する方法について説明しています。最初の2つの章で以降の章を読み進められる範囲はPythonについて紹介しているので、初心者でも心配いりません。後の章では、グラフィカルな画面の設定、画面への描画、イベントの処理、および入力デバイスの読み込みをPygameで使用する方法を取り上げています。また、人工知能のあるゲームのキャラクターの作成や音声の再生などに不可欠なトピックについても説明しています。
はじめに
序文第1章 Python入門
1.1 Pythonを最初に始めるにあたって
1.2 Pythonの実習
1.3 まとめ第2章 Python探検
2.1 スクリプトの生成
2.2 論理の仕組み
2.3 関数の理解
2.4 オブジェクト指向プログラミング入門
2.5 Pythonの実習
2.6 標準ライブラリの使用
2.7 まとめ第3章 Pygame入門
3.1 Pygameの歴史
3.2 Pygameのインストール
3.3 Pygameの使い方
3.4 Hello World再び
3.5 イベントの理解
3.6 ディスプレイ表示
3.7 フォントモジュールの使い方
3.8 Pygameがうまくいかないとき
3.9 Pygameの実習
3.10 まとめ第4章 ビジュアルの生成
4.1 ピクセルの力の使用
4.2 色の処理
4.3 画像の利用
4.4 Pygameによる描画
4.5 まとめ第5章 物体の動きの作成
5.1 フレームレートを理解する
5.2 直線運動
5.3 ベクトルの探検
5.4 動きを生成するためのベクトルの使用
5.5 まとめ第6章 ユーザー入力を受け付ける
6.1 ゲームを操作する
6.2 キーボード操作を理解する
6.3 マウス操作を組み込む
6.4 ジョイスティック操作を組み込む
6.5 ジョイスティックを動かしてみる
6.6 まとめ第7章 人工知能を導入する
7.1 ゲームのための人工知能の作成
7.2 知能とは何か?
7.3 AIの調査
7.4 ステートマシンの実装
7.5 まとめ第8章 3次元に移行する
8.1 奥行きの錯覚を作る
8.2 3D空間を理解する
8.3 3Dベクトルを使う
8.4 3Dの点を投影する
8.5 3Dの世界
8.6 まとめ第9章 3次元を探検する
9.1 行列って何?
9.2 OpenGLを導入する
9.3 OpenGLを動かしてみる
9.4 まとめ第10章 効果音の作成
10.1 音声とは何か?
10.2 音声の格納
10.3 サウンドエフェクトの生成
10.4 サウンドエフェクトの素材
10.5 Pygameを用いた音声の再生
10.6 Pygameを用いた音楽の再生
10.7 まとめ第11章 ライト、カメラ、アクション!
11.1 テクスチャを使う
11.2 モデルを使う
11.3 まとめ第12章 OpenGLのシーンの設定
12.1 ライティングの理解
12.2 ブレンディングの理解
12.3 フォグの理解
12.4 背景の描画
12.5 ヘルプの探し方
12.6 まとめ付録A Game Objectsリファレンス
A.1 インポート
A.2 コントリビューション
A.3 gameobjects.color.Color
A.4 gameobjects.matrix44.Matrix44
A.5 gameobjects.vector2.Vector2
A.6 gameobjects.vector3.Vector3付録B ゲームのパッケージ化
B.1 Windows用パッケージの作成
B.2 Linux用パッケージの作成
B.3 Mac用パッケージの作成索引