パテントトロールによる被害、5,000億ドルに

http://japan.internet.com/busnews/20110921/10.html

ボストン大学の研究者が調査した結果、パテントトロールによる被害額は驚くべきもので、1990年以降現在までで合計5,000億ドルに上ることがわかった。しかも、事態は年々悪化の一途をたどっており、ここ4年間に限ってみれば、年間で平均830億ドルもの被害がでているという。同研究者によれば、これは米国全体の研究開発費の実に4分の1にあたる金額。

パテントトロールに利用された特許件数は、ソフトウェアに関するものが圧倒的に多く、全体の62%を占める。これに対して、機械関連の特許では6%、医薬品や化学関連はわずか2%にとどまった。