製品品質のつくり込みが大変になってきている理由

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111108/200971/

  • グローバル化の進展で製品の世界同時発売が当たり前になってきていること
  • コンピュータ・ネットワークを介して、さまざまな製品がつながるようになってきていること
  • 場合によってはフィーリングに関わる部分も品質の対象となるなど、ユーザーの視点に立った評価が難しくなってきたこと
  • 新興国市場の重要性が増していること

1はメーカーによるけど、戦略の問題かと。
2は影響は大きいな。
3は、どうなんだろ?
4は、まだこれからかも。

 こうした状況を考えると、やはり製品設計の進め方を見直す必要があるのかもしれません。不具合の未然防止や品質確認の効率化には、タグチメソッドや、タグチメソッドから生まれたMT(Maharanobis Taguchi)システム/HAYST法(富士ゼロックスが考案した手法で、関係者の頭文字を取って命名された)なども役立ちます。また、安全性確保という点からはFMEA(Failure Mode and Effect Analysis、故障モード影響解析)やFTA(Fault Tree Analysis、故障の木解析)も有効と言われています。確かに品質に対する顧客の要求レベルは上がっており、それに応えることは益々難しくなってきています。だからこそ、逆にそれができれば市場で優位に立てるのではないでしょうか。