「規模見積もり」が消えてしまう?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20111111/374203/
クラウド化やアジャイル化によって、

  • プロジェクトがコントロール不能に陥る
  • 準委任契約が広がる可能性がある

以前はプロジェクトの上流工程のみに準委任契約が適用され、後工程は請負契約となることが多かった。それが最近は“作っては見直す”というアジャイル開発において、全工程を準委任契約で進めるケースが少なくないようだ。

ベンダーにとっては事前に規模見積もりをしないだけに、何を作るのかが不透明で、準委任契約をせざるを得ない事情がある。かかった分へのコストが保障される契約なので、ベンダー側が生産性向上施策を積極的に取りづらく、業界発展の妨げにもなりかねない。