IT業界、2012年は大手が岐路に立つ年 10年後の明暗分ける重要な転換点、米社が予測

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/31491

 IDCが予測している成長分野とは、スマートフォンやメディアタブレットのほか、モバイルネットワーク、ソーシャルネットワーキング、そしてビッグデータと呼ばれる大規模データの解析技術。これらの成長速度はパソコンやサーバーの6倍になるという。

 なお、IT業界全体の成長率は、その大半が新興国市場によってもたらされるとIDCは見ており、とりわけBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)やインドネシアベトナムサウジアラビアといった急成長市場にけん引されるという。中でも中国市場の成長が目覚ましく、IDCは2012年中にも中国のIT支出額が日本を上回り、世界2位のIT市場になると予測している。