Google、屋内マップ用の位置情報マーカーアプリ Floor Plan Marker を公開

http://japanese.engadget.com/2012/04/07/google-floor-plan-marker/

Google は屋内マップのカバーエリアを拡大するため、施設やお店の側がすでに持っている利用者向けの構内図や建築図面の提出をウェブで受付中です。今回Android端末用にリリースされた Floor Plan Marker は、この屋内図上での現在地情報表示をより正確にするための計測アプリ。アプリの画面上で指示されたとおりに構内図上を歩くことで、Google のデータベースが屋内での現在地を識別するための情報を登録します。
利用する情報は屋内では拾いにくい GPS 信号だけでなくWi-Fi アクセスポイントや携帯電話の基地局情報など、 Android標準の位置情報サービスと同様。要は人間 Google ボットと化してGoogle の位置情報データベースに貢献するためのアプリです。とはいえスマートフォンはたいてい個々のユーザーを歩く情報収集センサーとして使っているもので、規約に同意せず位置情報サービスをオフにでもしていないかぎり、もとより AndroidユーザーはGoogleの、iPhone ユーザーはアップルのデータベースに貢献する働き蜂的な役割を果たしているともいえます。Google Maps Floor Plan Marker アプリは現在米国向けにのみ提供中。