サンの元CEOシュワルツ氏、オラクルの主張に反論--AndroidめぐるJava特許訴訟

http://japan.cnet.com/news/business/35016642/

 Google側の弁護士であるRobert van Nest氏はSchwartz氏に対し、Sun在職中にJava APIはSunによるプロプライエタリなコードまたは知的財産保護の対象と考えられていたかと尋ねた。
 「いいえ」とSchwartz氏は答え、オープンソフトウェアの性質について説明した。「これらはオープンAPIであり、われわれはより多くの人々に関与して欲しいと考えていた(中略)大きなテントを用意して、その中にできるだけ多くの人々を招き入れたいと考えていた」(Schwartz氏)

 Schwartz氏は、SunあるいはオープンソースJava実装と競合関係にあるMicrosoftと手を組むことをGoogleが選択をした可能性もあったとして、「われわれは(GoogleAndroidでやっていることを)好ましいと思わなかったが、苦情を言って止めさせるつもりはなかった」とした。「少なくともJavaを使ってくれれば、彼らはJavaコミュニティーの一員になれる」と同氏は言い、JavaコミュニティーがなければGoogleは「コミュニティー全部を新たに作り直す」必要があったとした。