中国で「第二の人生」歩む、日本の熟練技術者たち

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000027-reut-bus_all

会田さんは、中国に来た理由をこう振り返る。「私の職業は日本では無くなりつつある。日本でモノづくりが行われなくなってきている。30年金型(づくり)をやってきて、苦労して手に入れた技術を(次の世代に)伝えたかった」

これについて岡さんは、大半の移住者が家族の生活を支えたいだけだと話す。「60で定年を迎えて、年金が出る63とか65までどうすればいいのか」

岡さんは「罪悪感というのはあまりない。罪悪感より、誰か声を掛けてくれた方に行くでしょう」と語った。

会田さんは、製品に完璧さを求める日本の文化に多くの技術者が疲れ切ってしまったと言う。
「日本は過剰品質を求める。仕事がしたくなくなる」