日立が11年度の連結業績を発表 − 3,471億円の黒字で2期連続最高益

http://www.phileweb.com/news/d-av/201205/10/30807.html

グループ全体での売上高は、デジタルメディア/民生機器部門/コンポーネント・デバイス部門/金融サービス部門が需要の減少などで減収となったものの、日立物流が11年4月にバンテック連結子会社化したことなどにより、その他部門が増収になったことに加え、情報・通信システム部門がサービスを中心に堅調に推移したこと、オートモーティブシステム部門が世界的な自動車需要の回復で前期を上回ったことなどから、前期比4%増となった。
テレビ事業が含まれるデジタルメディア・民生機器部門は、売上高が前年比マイナス10%の約8,588億円となった。薄型テレビの需要減少や価格下落のほか、光ディスクドライブ関連製品がタイの洪水や価格下落の影響を受けたことが響いた。営業利益は部門製品の売上げ減少により、前期比で258億円悪化し、109億円の赤字となった。