"Cerevo Dashでプロジェクトを支援する手順"を眺めながら考えたこと

http://d.hatena.ne.jp/itog/20120616/1339869989
Paypalがネックなのかも。


FourBeatはあと4日で24%くらいの残。
こっちはまだ何とかなるかもしれない。
LUNCHBOXのほうはあと4日での成立無理そうだ。
iConvexのラストスパートは特殊事例ってことか。
うおーるぼっとは、磁石の上に何か貼らないと傷がコワいな。
CFの仕組みだと、提案者が、自己責任でラストスパート分をまとめてコミットしてしまうこともできない。


DASHのサイトとしての中途半端さが伸びを止めているような気がしないでもない。
ここは、Cerevo単独でやるべきなのじゃないだろうか。
最初はCFの仕組みをフランチャイズするってのは、早期オープンのためには必要だっただろう。
でも、今もそうか。
手間と効果の間で微妙なところか。


一方、CFで独自に出たAGULも失敗している。
CFにガジェット系の集客力は期待できない。
ではなぜ20%も手数料を支払うのか?
その価値があるのか?


"CAMPFIREの『一定の希望者が集まれば成立、集まり切らなかったら不成立』という仕組みは、実は電子機器の製造・販売と大変相性が良いのです。" ってのは本当なんだろうか。
おそらく、死ぬほどプロジェクト提案が出た上で、わずかな上澄みが生き残る世界なのではないだろうか。
でも、1つ1つの提案は真剣で、そんなカジュアルな感じではない。
というか、カジュアルにはできない。
わたしも2つほど進めてみたが、止めてしまった。
それは、提案が支援者への明確なコミットだから。
できなかったですでは済まないから。
事前にかなり綿密な計画が必要。


今のCFの仕組みだと、おそらく失敗したのと同じような企画は通らないのではないだろう。
失敗の原因を埋めてリトライすることはできないだろう。
同じ系列のものを他の人が出すという場合にも、審査の判断にバイアスが入ってしまうだろう。
ジャンルは閉ざされてしまい、カジュアルにできる範囲は狭まる。


CF型に向いているのは、モノを作るための予算ではなく、なにかプロジェクト関連のグッズを作って配ってお金を集めるみたいなものなのかもしれない。
そうでなければ、コストもノウハウも明快で価格も安くコミットしやすい、キャラクターグッズのようなものを作ること。
いわゆるモノを作り的なものには向かない。