なぜ、ソニーは赤字で、日立は健闘しているか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120630-00010001-president-bus_all
この際、赤字グループと黒字グループの前者を民生電機3社、後者を総合電機3社と呼ぶことにする。キーワードとなる「民生」と「総合」が、明暗を分ける大きなカギを握っているからだ。民生の場合、デジタル家電が主力のため、メーカーごとの特徴がなくなるコモディティー(汎用品)化の道を辿りやすい。まして、モノづくりの多くの部分が数値データに置き換えられるデジタル化が急速に進む中、製品の差別化が一層難しくなり、想像を超える価格破壊の荒波に巻き込まれる宿命だ。