次期OS X「Mountain Lion」、一部の64ビット対応「Mac」はサポートせず

http://japan.cnet.com/news/service/35019160/

 2つ目の問題は、32ビットカーネル拡張への依存だ。現バージョンの「OS X」には64ビットカーネルと32ビットカーネルの両方が搭載されており、システムは、その要件と現在使用されているカーネルの種類に応じてどちらかのカーネルを起動およびロードできる。だが、システムが32ビットコードでしか利用できないカーネル拡張(ドライバ)を必須としている場合、32ビットカーネルで起動した時にしかそのカーネル拡張をロードできないため、このシステムは64ビットでは起動しない。サードパーティー製の32ビットカーネル拡張であれば、64ビットモードではシステムは該当するカーネル拡張のロードを回避するだけだが、そのカーネル拡張がOS Xにとって必須である場合、ロードできないことによって、パフォーマンスが大きく損なわれたり、OSが機能しなくなったりする。