サムスン vs アップル。特許における「自明性」とは何か

http://jp.techcrunch.com/archives/20120827samsung-v-apple-and-the-obviousness-standard/

最後に、もしあなたがスタートアップで、ライバルに訴えられて破滅することを心配しているなら、Samsungの決断に関するRobert Scobleの見解を考慮されたい。「私はこれをSamsungにとってかなり大きな勝利だと思う。なぜか? たった10億ドルで、世界で2番目に儲かるモバイル企業になれたのだから・・・RIMは、もっと早くiPhoneをコピーすればよかったと思っているに違いない。NokiaもHTCもその他多くのメーカーも。Samsungがこれらのどの会社よりも好調なのはiPhoneをコピー〈したから〉だ」。私は特許弁護士として、故意に他人の特許を侵害することを擁護することは決してないが、特許をライセンシングあるいは購入することによって、Samsungが直面した問題の多くを回避することができる(もしSmasungがAppleのライセンス提案を呑んでいれば、費用総額は陪審員評決の半額で済んでいた)。Samsungは、Appleをコピーし、侵害したとされた今でも、全くコピーしなかったよりも良い状況にいるのかもしれない。