米Verizonの「iPhone 5」がSIMロックフリーな理由

http://news.mynavi.jp/news/2012/09/25/013/index.html

Verizonは、FCCの700MHz帯無線オークションにおいて2008年3月に93億6000万ドルで落札したCブロックに、LTE対応のネットワークを構築した。FCCは同ブロックの落札者に、デバイスおよびアプリケーションに対してオープンなプラットフォームの構築を義務づけていた。CFR(Code of Federal Regulations)のTitle 47(テレコミュニケーション)でCブロックへのネットワークアクセスの条件をまとめた27.16を参照すると、「(e) ハンドセットのロック禁止」という項目名で、顧客が利用できるデバイスおよびアプリケーションの機能を故意に制限したり、無効化するのを禁じている。「ハンドセットを他のプロバイダーのネットワークに対応させる機能」も、この対象になる。Davidson氏などの推論が正しければ、米GoogleFCCの700MHz帯オークションに参加し、強硬なかけ引きを展開してCブロックのライセンスにオープンアクセスの条件を引き出したことが、今日のVerizonのSIMロックフリーiPhone 5につながったことになる。