国内勢がルネサス買収へ 革新機構など11月にも合意

http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101301001605.html

 業績不振の半導体大手ルネサスエレクトロニクスに対し、官民ファンドの産業革新機構トヨタ自動車パナソニックなどの国内勢が総額2千億円を共同出資し、ルネサスを買収する見通しになったことが13日、分かった。

 ルネサスに出資する企業はトヨタ、日産、ホンダの大手自動車メーカー3社に加え、パナソニックキヤノンなど約10社に上る見込み。

http://mainichi.jp/select/news/20121013k0000e020208000c.html

 出資額のうち革新機構が1500億円強を負担、残りをルネサスと取引がある自動車、電機などの有力メーカーが分担する方向。パナソニックキヤノンにも協力を求めている。ルネサスの母体である主要株主のNEC、日立製作所三菱電機の3社などと近く本格的な交渉に入る。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121013-OYT1T00409.htm

 11月上旬に最終合意し、ルネサスが年内にも行う第三者割当増資を革新機構と企業側が引き受ける方向だ。これまでの調整では、トヨタ日産自動車の自動車メーカーに加え、ケーヒンやデンソーなどの自動車部品メーカーが出資する。電機業界からは、パナソニックニコン安川電機の出資が固まっている。キヤノンとホンダなどにも出資を呼びかけており、出資企業は10社程度になる見通しだ。