ソフトバンクのイーアク買収が投げかける携帯市場の今後の課題

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20121009/428441/

 この点について総務省側でも問題がないか検討したようだ。結論から言うと、総務省は「イー・アクセスを子会社として事業体を残す限り、制度上は問題ない」(総務省の田原課長)との判断を下した。今回の開設指針における事業者とは、その株主構成までは問わないからだ。株式交換してソフトバンクグループの子会社となったとしても、事業者として独立していればよいという考えだ。「もっとも、基地局の整備に遅れが出るなどイー・アクセスが提出した700MHz帯の開設計画に劣るような事態になれば、行政側で手続きが必要になる」(田原課長)。