東芝、2Q連結決算は純利益252億円 − テレビ事業などを社会インフラ部門がカバー

http://www.phileweb.com/news/d-av/201210/31/31889.html

デジタルプロダクツ部門は売上高6,866億円(前年同期比20%減)、営業損失36億円。テレビ等映像事業が、地デジ特需の反動による国内市場の需要減や、北米・中国市場における販売不振などにより大幅に減収。パソコン事業は欧州および国内で販売台数を伸ばしたものの、北米での需要減による販売台数減少などにより減収となった。

電子デバイス部門は売上高6,167億円(前年同期比14%減)、営業利益276億円。セミコンダクター&ストレージ事業において、HDD装置などストレージが好調だったため増収になったが、半導体円高などの影響により減収となったため、部門全体としては減収となった。

家庭電器部門は売上高2,918億円(前年同期比5%減)、営業利益は21億円。空調事業や一般照明事業が増収になったものの、洗濯機や冷蔵庫など白物家電事業が減収になり、部門全体として減収に。白物家電の落ち込みを空調/照明事業がカバーすることで、損益面では黒字を確保した。

また、今年3月に液晶ディスプレイ事業を営む子会社「東芝モバイルディスプレイ」の全株式を譲渡したことなどによる

東芝が強いというわけでもない。