クリス・アンダーソンから日本人への質問 〜『MAKERS』編集後記2

http://matchanjp.wordpress.com/2012/11/22/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%B3%AA%E5%95%8F-%EF%BD%9E%E3%80%8Emakers/

イカームーブメントの根底には、個人が自分のアイデアやクリエイティビティを企業や大組織に頼らなくても実現できる、という思想がある。それは「パーソナル・コンピュータ革命」の時代から変わらない。その背景には、個の才能を誰もが活かせる社会こそ善なのだという信念があるからだ。クリスが本当に伝えたかったこと、あるいは彼が自らのキャリアによって身を持って示していたのもここなのだ。つまるところ、クリスの来日中に感じていた、ある種の「噛み合わなさ」のようなものは、恐らくこの前提のところをメイカームーブメントから感じられるかどうかにあるのかもしれない。

日本は、DIYよりも安心や安全についての欲求が高い。無知であることを好むから。
そこが、電子デバイス中心の現在のMakerムーブメントがカジュアルに受け入れがたいポイントなのかもしれない。
手芸みたいな分野には受け入れられると思う。