「スマートグリッド対応IEEE1888プロトコル教科書」

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世界初!
省エネ・省電力・節電を実現するBEMS構築のためのアプリケーションプロトコルの解説書

日本の電力・エネルギー危機は深刻な事態を迎えています。
このため電力管理や設備管理の形態は大きな変化が求められるようになり、スマートグリッド(次世代電力網)に期待が寄せられています。
このような背景のもとに、マルチベンダ環境でビル用のエネルギー管理システム(BEMS)を構築し、大幅な節電が可能なIEEE 1888プロトコルが標準化され注目されています。

本書は、東大グリーンICTプロジェクトが研究開発において重要な役割を果たし、2011年2月にIEEE(米国電子電気学会)によって国際標準技術として認められたスマートグリッド向けの新プロトコルIEEE 1888-2011(UGCCnet)」(略称:IEEE 1888)の全体像とその活用事例、そして開発に必要な技術や方法論を解説したものです。
その一方で、開発環境の整備方法、プログラミングの方法(ソースコード含む)、ハードウェア(通信ボード)などをできるだけ具体的に取り上げました。
これには、技術をただ単に学ぶのではなく、実際に本書に沿って作業を進め、その過程の中でIEEE 1888プロトコルというものを身につけていただきたいという願いが込められています。

すでに、IEEE 1888を適用した東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館での実証実験では、節電以外のアプリケーションが次々に研究開発されつつあります。
また、IEEE 1888システムの導入と稼働によって、東京大学の目標であった30%の節電2011年の夏に達成したばかりではなく、新しいキャンパスやビルの方向性を示しつつあります。

電力管理や設備管理のためのシステム開発に従事される方、あるいはこれらを新たなビジネスとして考えている方々が、本書を通じてIEEE 1888の技術を学び、その結果としてエネルギー問題を緩和する方向に進めるよう、バイブルとなる一冊です。

こっちは買えるな。